FAQ

サイズ・形状について

Q1

どのくらいのサイズの造形が可能ですか?

基本的に指先サイズ(20mm)以下となります。最小で”米粒程度(1~2mm)”の造形が可能とお考えください。
Q2

薄肉はどの程度の造形が可能ですか?

最薄0.1mmの造形実績があります。
Q3

造形時にサポートの柱が必要と思いますが、後処理はどのようになりますか?

我々が採用する3Dプリンティングの方式(LMM方式)はサポートの柱が無くても成形が可能です。そのためサポート材の後処理は考慮せず設計頂けます。
Q4

微小な円筒やパイプ形状の造形はできますか?

外径φ1.5mm、内径φ1.2mmのノズル形状の造形実績があります。
Q5

部品一体化はどの程度可能ですか?

アンダーカットや内部複雑形状、ギア形状等数多くの造形実績がございます。
Q6

チェーンのような形状も造形できますか?

同時造形可能です。詳細はご相談ください。
Q7

少しづつ形状を変えた試作品を複数個製作可能ですか?

サイズにもよりますが、同時造形可能です。

強度・精度について

Q1

強度はどれくらいのものが期待できますか?

溶製材とほぼ同程度とお考えください。
Q2

寸法精度はどの程度でしょうか?

MIMとほぼ同程度とお考えください。方位精度0.3%の造形も可能です。

3Dプリンティングについて

Q1

3Dプリンティングの方式は何でしょうか?

複雑・微小形状部品に最適かつ、MIMでの量産に移行が容易なLMM方式の3Dプリンターを自社に保有しています。

※パインダジェット等 他の工法の3Dプリンティング事業者ともパートナー関係があり、ご紹介は可能です
Q2

LMM方式の3Dプリンティングの注意点はどのようなものがありますか?

薄肉の円筒形状等を水平方向へ造形する場合、R形状を造形することが難しくなります。
また先端のエッジ形状も造形は難しくなります。
後加工等により任意形状への加工は可能ですので、詳細はご相談ください。
Q3

3Dプリンティングに用いる材料の制約はありますか?

μ-MIMで対応可能な材料ならば可能です。
金属粉末が用意でき、焼結できる材料であれば基本的に問題ありません。実績がない材料につきましては、テストが必要な場合がございます。粉末からの製造も可能ですのでご相談ください。
Q4

生産数量がどの程度であれば、3Dプリンティングが向いていますか?

100~200個程度であれば3Dプリンティングが向いています。
3Dプリンティング生産協力パートナーでの生産となりますが、3Dプリンティングでは最大でロット3,000個程度(サイズにより変動)の生産まで対応可能です。
Q5

生産数量がどの程度であれば、MIMが向いていますか?

金型償却費等を考慮しますと、3,000個以上が現実的だと思われます。
精度・サイズ等も大きく影響しますので、詳細はご相談ください。

コストについて

Q1

MIM生産の場合のイニシャルコストはどの程度になりますか?

精度・サイズに依存しますが、μ-MIMの場合は金型製作費用のみで200万円以上必要なケースが多いです。
Q2

3Dプリンティングでの製作費はどの程度を目安にしておけばいいですか?

造形費用は段取り費用・脱脂焼結工程等込みで20~30万円/回が目安となります。
プリンターのベッドサイズ(1回の作業で造形できる個数)が重要であるため、
材質や数量にもよりますが、造形物のサイズが最も影響します。

脱脂焼結工程が複雑になる場合は、治具製作や特殊な工程組み等が必要になり
別途費用が必要となります。
Q3

納期はどのくらいを見込んでおけばよいでしょうか?

納期は2週間程度が標準となります(造形後、脱脂・焼結工程が必要となるため)。
造形品のサイズや数量、材料にも左右されますので、詳細はご相談ください。